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ジョイスティックの試作


ジョイスティックでモータの制御をしようと思っています.また,入力のセンサとして作ろうとも思っています.


光センサを使ったジョイスティック (1999年1月)
光センサを使ったジョイスティックを作っています.レバーを移動すると,光センサの値が変化して,それによってモータの動作方向やスピードを変化させるつもりです.

  • 光センサの前に黒,灰色,白の紙を置き,紙を回転させる.
  • 光センサの前のブロックをだんだん遠くへ移動する.
  • 光センサの前のブロックを回転させる.

AUT_1055b.jpg (12740 バイト)


光センサ(左側にかすかに見える青いブロック)の前のブロック(黄色いブロック)がリンクを動かすことで回転します.回転すると光の反射が弱くなって,光センサの値が変化します.

右側のリンクを左から右へ動かすと,光センサの値が50から30くらいへ変わるので,これを利用してモータのスピードをコントロールしました.

大きい割に対した機能ではないので,不満です.たぶん,可変抵抗を使って回路を作ったほうがいいでしょう.(時間があれば作ってみます)


ジョイスティックのための機構1 (1999年2月7日)
真中のボーを左右に押すと傾きますが,手を離すともとへ戻ります.右についている白いゴムと白いゴムのかかっている黒いビームで回転を元へ戻す力を与えています.右の図は,手前を外した状態です.

Aut_1110b.jpg (10550 バイト)Aut_1115b.jpg (9122 バイト)


ジョイスティックのための機構2 (1999年2月7日)
昔のテレビのチャンネルのような回転装置です.大きな歯車にピンが8つついていて,それを上の機構と同じようにビームとゴムで押さえています.歯車を回すとカチカチと8カ所でとまります.

Aut_1119b.jpg (12723 バイト)


可変抵抗を使った入力回路 (1999年2月15日)
試作中にモータを簡単に制御するための指示回路を作りました.フォトセンサのモードにして,5kオームの可変抵抗をまわすと0から100の値を入力できます.この値を見てモータの回転方向やパワーを変えるプログラムを走らせておけば,プログラムを変更しないで機構のテストができます.

ダイオードや抵抗は,そのへんにあった適当なものを使いました.可変抵抗は,あまり小さいと電流が流れすぎるし,大きいと変化が大きいので,5kオームくらいが適当でした.VR1が0kオームのとき5.5mA,5kオームのとき1.1mA程度電流(平均)が流れています.

この回路を二組載せた基盤を作りました.同じ原理でポテンショを動かせば,機構の位置決めに使えます.RCXのプログラムでは入力の生の値が使えないのが残念です.生の値を使えば1024の分解能が得られます.

グラフィック1.gif (4480 バイト)