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回転機構の試作

研究として超高精度の真球度の測定およびレーザトラッキングによる三次元位置測定を行っています.どちらの研究でも,2自由度で回転させる機構が必要となります.(真球度の測定では,球を回転します.また,レーザトラッキングではミラーを回転します.)

そこで,いくつかのメカニズムをレゴで試作しました.

レーザスキャナ
真中の緑の2x1のブロックが回転2自由度で回転します.ここにミラーを取りつけると,レーザスキャナになります.

AUT_1023b.jpg (9630 バイト)

2自由度のミラー回転機構
2自由度のミラー回転機構を2つ作りました.上のシステムは,左軸はフレームに固定されフレームを回転し,右軸はフレーム内でミラーを回転します.下のシステムは,差動歯車になっていて,左軸と右軸が同じ方向に回転するとフレームが回転し,逆の方向に回転するとミラーが回転します.

lego08.jpg (10756 バイト) 2自由度回転機構

lego07.jpg (14993 バイト) 差動歯車の利用


ビー玉回転メカニズム
ビー玉を2自由度で回転するメカニズムを作りました.真球度測定器のプロトタイプとなる予定です.

AUT_1052b.jpg (11865 バイト)
真中の黄緑色がビー玉で,2つのモータで2自由度で回転します.

キネマティックに支えられた球を2自由度で回転する
鉄のボールは下側に軸がついています.この軸を2つのボーではさんで回転します.これを2方向で行うと2自由度で回転します.右側の機構は軸をはさんで回転する機構です.

Aut_1102b.jpg (12452 バイト)AUT_1107b.jpg (10929 バイト)